西野亮廣さん講演会IN長野 全力レビュー

自己投資

平成30年11月28日

長野市のホクト文化ホールで開催された西野亮廣さんの講演会に行ってきました。

「新世界」や堀江貴文さんとの共著「バカとつき合うな」を読んですぐ講演会があることを知り、著者の西野さんの話を直接聴ける機会を楽しみにしていました。

講演会開始

近況報告からスタート。「えんとつ町のプペル」の映画化が決まっていてその準備をしている。「ディズニーに勝つ」と言っているので、「来年か再来年のディズニー映画公開時に、えんとつ町のプペルをぶつけていく」。ただ、相手はみなさんが思っている以上の強敵。ただ、弱点も見つけている。「相手はジャングル系の時にやや弱いから、そこで叩いていく」という面白い発言。

普通だと「それは無理でしょう」って感じになるけど、西野さんの発言を聞くと「いけるかもしれない」と思えるから不思議。

お金と広告

この2つはすべての挑戦に絡んでくるもの。だから挑戦できない問題の2つになる。

視聴率もとってスターになったけど

お笑い界の大御所を追い越すことは出来ないし、追い越す気配もなかった。

競争に参加した時点で、負けが始まっている。

絵本へ

他の絵本作家と自分の違いを考えてみると、絵本の絵に掛けれる時間が、他の絵本作家よりも勝っていた。

0.03mm.の文房具屋さんにすぐ買いに行った。

80ページの絵本を作成した。

この作り方が出来たのは、複業家であったから。

25歳の決断

ひな壇、グルメ、クイズ番組をやめた。

コミュニティを飛び出すと、村八分やバッシングにあう。これは前提として持っておくべき。

ここを乗り切るのは、強い精神力や勇気とかではなく、「私の方が勝ちます」というロジックを持っていること。こういうのを聴けるのが講演会の醍醐味だと思う。

魔女狩り状態を利用する

叩かれていた方が、みんな叩かれるのが嫌でその場所に来ないため、勝つ確立が上がる。

オンラインサロン国内最大にも理由がある。

魔女狩りで競合が減った。

魔女狩りされている期間が長い方が、競合が入ってこないので、魔女狩りされていることをリツイートやシェアした方がいい。普段こういう考えはしないので、経験者の貴重なお話。

「魔女狩りが長い=ブルーオーシャンが長い」例)サイバーエージェントは、AmebaTVの赤字を大々的に報じて(広告費を掛けてでも)、他社が算入しないようにした。

えんとつ町のプペルが売れるまで

1作目「Dr.インクの星空キネマ」、2作目「ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス」とも100万部売れると思ったら、3万部しか(5000部とか1万部で大ヒットと呼べる世界だが)売れなかった。

それは、「作る」ということで終えることが職人然としてカッコいいと思ってしまっていたことと、お金が発生する部分を、人に任せてしまっていた。「お金は汚い」みたいな教育が影響している部分があった。

お客様に届くまで、届くまでの導線を考えて初めて「作る」ということに考えを改めた。自分で絵本を育てることに決めた。(今までは、育児放棄の状態だった。)

なぜ売れないのかを考える上で、買う側から考えてみた。買っているものと買っていないものの線引きは、生活必需品かどうかだった。

しかし、シンガポールに行った時マーライオンの置物を買ってしまっていた。安芸の宮島に行ったときに、ペナントを買ってしまっていた。京都に行ったときに、御用という提灯を買ってしまっていた(誰かを捕まえることはないのに)。

そこから、生活必需品でなくても、お土産にはお金を出すことがわかった。お土産は、思い出を思い出すときに必要なものだった。

「西野亮廣の個展を開催してくれる人には原画200点を無料貸し出しをする」としたところ、全国津々浦々で開催したいと手を挙げてくれる人が現れた。その会場のお土産として絵本を売ったところたくさん売れた。メガヒットが確実になった。

世界的なパティシエの小山進さんという人がいる。兵庫県三田市に広大な敷地を購入し、eskoyamaというお店をやっている。広大な敷地だが、お店は小さく、未来製作所というこどもしか入れない施設を作って、親が中の状況を知るにはこどもから聞くしかない状況(体験)を作っている。そのお土産としてチョコを売っている。

世界的なパティシエでさえ、お土産という戦略を利用している。

ディズニーですら、お土産で回収している。ディズニーは世界一のお土産屋さん。ボクでさえ、ディズニーのお土産を買ってしまう。何を言いたいかというと「ボクはディズニーが好きだ」ということ。

この辺のことは、「革命のファンファーレ」に詳しく書いてある。

現代のお金について

「えんとつ町のプペル」は分業制で作った。様々な仕事が分業化されているのに、絵本はなぜ分業制になっていないか。売上が5000部や1万部しか見込めないから、分業化できておらず、いつしか「絵本はひとりで作るもの」という考えになっていた。

40名で絵本を作る事を考えたときに、40名で作る体制を整えなければならなかった。

そこでクラウドファンディングを利用した。今は、この選択肢がある。例)小学校3年生が300万円を集めた。今まででは考えられないこと。

アイデアと熱量で集めることが出来る。だが、クラウドファンディングは金のなる木ではない。

有名だからお金を集められると考える人がいると思うが、テレビタレントとクラウドファンディングは相性が悪い。

クラウドファンディングを成功させるために知っておかなければならないこと

お金とは何か=信用を数値化したもの。

クラウドファンディング=信用をお金にする両替機能。

ホームレス小谷さん登場

お金持っていないけど、お金に困っていない。ここがすごいところ。自分の一日を50円で売る。信用を稼ぎ始めた。集金は失敗することがあるが、両替は失敗しない。

オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」

オンラインサロンも信用の両替機。

オンラインサロンから、しるし書店が生まれて、しるし書店から読書屋さんが生まれた。趣味でしかなかった読書を仕事に出来る可能性が出てきた。

「お金を稼ぐか」

「信用を稼ぐか」

嘘をつかない

嘘をつくと信用を稼ぐことは出来ない。ただ、嘘は自らつきたい訳ではなく、環境でつかされている。嘘をつく環境に身を置かない。嘘をつく環境を潰していく。

一番やばいのは空気を読むこと。

貯信時代に突入

お店を選ぶ時に、どこに行くかではなく、誰の店に行くか。信用度が高い方が距離が近くなる。そこから「地図を作る」という発想が生まれた。オンラインサロンのメンバーがどこでお店をしていて、どこで働いているかがわかるようになっている。

奪うのは仕事だけでなく、生きがいも

ロボット・AIは仕事とともに生きがいを奪ってしまう。だから仕事を作らないといけない。他の人との差に仕事が生まれる。

環境が先で、才能が出てくる。

紳助・竜介の「飛行機が何故飛ぶか」という漫才に真理がある。

海から陸に上がるくらいの変化が必要。

講演会に参加して

メモを取れた部分のみ書き起こしていますので、話が繋がっていなところがありますがご了承頂ければと思います。メモを取れてない部分もたくさんあります。

西野さんの話すテンポ、引き込む力、わかりやすい例えや事例の数々。どれを取っても素晴らしい講演会でした。

そして、帰りの新幹線を20時で予約しているにも関わらず、大事な部分をしっかり伝えようと講演時間を延長して話して下さった姿に、「西野亮廣さんが信用される理由」を見た気がしました。

また講演会の機会があれば参加させて頂きたいと思います。そして改めて「新世界」を読み直したいと思いました。

西野亮廣さんありがとうございました。